日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース 国が認めない丸山ワクチンの謎」

これは丸山ワクチンの真相の一部である。

以下、日本テレビの放送内容である。 尚、週刊誌記事「丸山ワクチンはなぜ『認可』されなかったのか。」と重複する内容や説明するまでもなく全く意味のない情報は採り上げない。

1966年7月。丸山は、「結核菌体抽出物質による悪性腫瘍の治療について」というガン免疫療法の臨床報告をした。

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「『結核菌体抽出物質による悪性腫瘍の治療について』というガン免疫療法の臨床報告」は日本医科大学のローカルな日本医科大学雑誌に掲載されたものである。 比較対象のない症例収集データであるにも関わらず、比較対象なしには測れないはずの「延命効果」を測っているなどの判定基準がおかしい点もあり、何の治療効果がなくても十分に達成できる数値しか示されていない(詳細は丸山ワクチンの効果参照)。

ワクチン作りは結核菌を培養し、それを煮出して1滴ずつじっくりと抽出する地道な方法。 この時、70歳の丸山は週の3日をワクチンづくりに、あとの4日を診察とワクチン配布にあて休みのない生活を送っていた。

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個人の手作りであったなら、週刊誌記事「丸山ワクチンはなぜ『認可』されなかったのか。」において「製剤以前の問題」が未解決とされたのも当然であろう。

一方で、74歳という年齢と持病のヘルニアを心配していた息子たちは、丸山ワクチンを製薬会社に渡すことを勧めた。

製薬会社にノウハウを渡せば自分がどうなっても丸山ワクチンを作り続けることが出来る。 しかし、企業に変な風に触られて金儲けの手段に使われる危険性もあった。

家族は丸山の体を心配するとともに、この薬が幻の薬にならないようにと説得。 そんな家族の後押しで丸山はワクチンのメーカー生産を決意し、自らの考えを最も理解してくれる新興の製薬会社を選び委託した。

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「変な風に触られて金儲けの手段に使われる」とは何が「変な風に触られ」るのか全く意味不明である。 まず、薬の効果の点で言っているなら、「変な風に触られ」て効果がなくなることなどあり得ない。 何故なら、製薬会社にとって儲かる順は次に通りだからである。

  1. 完治はしないが進行を止める(その患者から永久にお金が取れる)
  2. 完治させる(完治した時点ではお金が取れなくなるが、生きていればまた病気になる)
  3. 毒にも薬にもならない
  4. 毒にしかならない(死んだ患者からはお金が取れない)

だから、製薬会社が故意に効果をなくすことはあり得ない。 過失についても、創薬の素人の個人医が創薬のプロである製薬会社に対して心配することではない。 「金儲け」についても、薬価決定にもルールがあり、かつ、国民皆保険制度があるのだから、それで患者が治療を受けられなくなる心配もない。

どう考えても、丸山氏の心配は権利を奪われることにあるようにしか読めない。 であれば、丸山氏は、患者の利益よりも自己の権利を優先したことになる。

加納医師は山形に帰ると、直ちに切除手術を行ったガン患者に、丸山ワクチンのみの単独投与を始めた。


そんな時、山形の加納医師による5年にわたる丸山ワクチン単独投与の臨床データがまとめられ、根治困難とされる進行癌5年以上の患者生存率が47.4%という結果が出た。

そのまま比較することはできないが、現在の最新のデータでもすべての癌で5年生存率は62.1%(引用者注:この臨床データの対象は「切除手術を行ったガン患者」であるから、「すべての癌」とではなく手術症例の生存率と比較しなければおかしい。2009年の手術症例の5年実測生存率は77.3%である)。 50年前(引用者注:2009年を基準とすると30〜40年前)の47.4%は驚くほど高い数字だった(引用者注:2009年の一般的統計の推測値と比較すると、むしろ低い数字である)

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全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における5年生存率年次推移 - 国立がん研究センターがん情報サービス等を元に治療技術の進歩分を推定で補正すれば、「50年前の47.4%」(実は30〜40年前)は「驚くほど高い数字」ではなく、むしろ、当時の一般的統計よりは低い数値だったのではないかと推測できる。 百歩譲って当時の一般的統計より高かったとしても、統計誤差がある以上、層(がんの大分類、小分類、病期、治療歴等)を揃えていない「47.4%」では一般的統計とは「そのまま比較することはできない」どころか全く比較にならない。 以上の詳細は、丸山ワクチンの効果に記載している。

一方、ワクチンづくりを担ったメーカーは、丸山らがまとめてきたデータや山形の加納医師の臨床結果などを厚生省に提出、製造承認の申請をした。

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これらが効いた証拠にならないことは丸山ワクチンの効果に記載している。

一方で放射線や化学療法剤と併用せず、単独で投与してこそ効果があると訴える丸山に、日本の医学会首脳は反感を覚えていた。

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問題は「放射線や化学療法剤と併用せず、単独で投与してこそ効果があると訴える」ことではなく、証拠も示さずにそのようなことを言うことである。 この後で言及される丸山ワクチン擁護派が「新たに行った臨床試験」(ランダム化比較試験ではなく他の論文との数値比較なので効果の証明とはならない)の論文中でも「実験腫蕩の成績から少なくとも癌細胞を106以下にたたかなければ免疫能を賦活させることが困難であることが示唆される。この点,丸山等の制癌剤との併用を不可とする主張には賛成できない。」とされている(丸山ワクチンの効果参照)。

当時行われた日本癌治療学会で丸山が発表をすると医師たちからは、

医師「丸山先生、もうこんな人を惑わすような薬は作ってくださるな。」

そんな言葉を発する者も現れ、丸山と癌学会主流派との対立が鮮明になっていった。

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効果を証明せずに、あたかも効くかのように一般人に情報を流布するなら、それは不当に「人を惑わすような薬」であり、「そんな言葉を発する者」にこそ正義がある。

さらに山形の加納医師の臨床データも開業医のデータだから取り上げられないと返された。

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第094回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号では、桜井参考人が「開業の先生のデータを入れてはいけないというようなことは一切ございません」「十年前に丸山ワクチンはどういうものであったかということについては規格がございませんので、そういう点、古い臨床データは十分参考にさせていただく価値があると思いますけれども、審査の対象からは外してきたた」と証言している(丸山ワクチンの効果参照)。 また、山崎説明員は「データとして出されているものを突き返すとか除外するとか対象にしないとか、こういうことではございません。出しているものは全部評価の対象になっているわけでございます」「確かに個別症例のいろいろなケースを申請データとして提出されたものがあります。しかし、当時の審議会の目にさらして評価してもらいますと、こちらから見れば、それは評価にたえない、約束事の目から見て、いろいろな無理がある、仮にこういう無理なものがあるならば、それは今後もお出しになってもなかなか無理ですよ、そういう意味で、次からの資料の問題についての御注文といいますか、そういう関係は生じております」と証言し、証拠とならないデータは出すだけ無駄であることを指摘しても「取り上げられないと返された」はありえないとしている。

その頃、新たに行った臨床試験が完了。 それによると末期ガン患者の32例で抗ガン剤のみの治療の1年生存率が1.5%、 2年生存率はゼロだったのに対し、丸山ワクチンを併用した方は1年生存率が28.1%、 2年生存率は9.4%と明確な差が出た。

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これは症例数と生存率の数値から見て、第094回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号で言及されている「五十五年化学療法学会雑誌ナンバー2」に掲載された「服部隆延先生の論文」のことと思われる。 であれば、「末期ガン患者の32例」は、丸山ワクチンと抗がん剤(MMC,5Fu)を併用したものであるが、「抗ガン剤のみの治療の1年生存率が1.5%」は別の2件の研究論文の値である。 この場合、比較する両者の層(がんの大分類、小分類、病期、治療歴等)が揃っておらず、丸山ワクチンの効果を証明したとは言えない。 以上は、丸山ワクチンの効果に詳細に記載している。

後に、調査会のメンバーであった1人が取材にこう答えている。 「事前に厚生省との間で、拒否ということが決まっていた」と。 それが本当であれば大変な事だ。

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その証言が得られたことが「本当であれば」その「調査会のメンバー」のうちの最低でも一人はただでは済まないはずである。 本当のことを言っているなら不正の証拠となるし、嘘を言ったなら偽証や名誉毀損となる。 しかし、そのどちらも問題になったという事実がない。

週刊誌記事「丸山ワクチンはなぜ『認可』されなかったのか。」では、古江尚教授が「醜いアラ探し」と感じたことへ「結局、事前に厚生省との間で拒否ということが決まっていたんですね」という印象を語っているが、「拒否ということが決まっていた」ことを古江尚教授が実際に確認しているわけではない。 陰謀に参加していないと明言する人間が、陰謀だという印象を受けたと証言しただけなのである。 もしも、これを「事前に厚生省との間で、拒否ということが決まっていた」と「調査会のメンバーであった1人が取材にこう答えている」と、あたかも、陰謀に参加した人間が陰謀を暴露したかのように報じたなら完全な捏造報道である。

国会で追及されると、調査会は丸山ワクチンの臨床結果に対して、「書類を見落としていた」など様々な言い訳をしていたことが明らかになった。

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「『書類を見落としていた』など様々な言い訳をしていたことが明らかになった」では、あたかも、審査において「書類を見落としていた」と認めたように読める。 しかし、「書類を見落としていた」とは、おそらく、第094回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号において、桜井参考人が「資料として入っておらなかったと存じます」と答弁したことを、後から謝罪して「追加申請書の中に帝京大学のデータが入っておりまして」と訂正したことについて述べたものであろう。 桜井参考人は、この国会答弁の回答内容として見落としていたと発言したのであり、審査の段階で見落としていたとは一言も言っていない。 その後に、村山国務大臣も「私は動物実験の専門であって臨床でないから自分は読んでいないが臨床の方では読んでいるはずです、こう答え直された」と発言しており、審査において「書類を見落としていた」わけではないことを明言している。 このことを「『書類を見落としていた』など様々な言い訳をしていたことが明らかになった」としているなら、明らかな捏造報道である。 以上は、丸山ワクチンの効果に詳細に記載している。

そもそも、「書類を見落としていた」は検討しなかったことへの言い訳にはなっても、「見落としていた」「書類」を再度検討しないことへの言い訳にはなっていない。 検討対象としない明確な言い訳がないなら、その時点で、「見落としていた」「書類」を再度検討しないという展開はあり得ない。 再度検討されたのであれば、「見落としていた」「書類」でも効果を証明できていないことになるので、「認可」されないのは当然である。 「見落としていた」「書類」が再度検討されなかったのであれば、当然、その言い訳も為されているはずであり、それを紹介しないのはおかしい。 また、再度の検討のやり方に問題があるなら、その問題点を指摘しないのもおかしい。 何故なら、どちらの場合も、「など様々な」として「認可」しなかったことへの主たる言い訳の紹介を避けて、「認可」への影響が小さい言い訳だけを採り上げていることになるからだ。

尚、「追加申請書の中」にあった「帝京大学のデータ」は、先に挙げた「五十五年化学療法学会雑誌ナンバー2」に掲載された「服部隆延先生の論文」のことである。 先にも述べた通り、このデータでは丸山ワクチンの効果を証明したとは言えない。

また丸山が亡くなった後、丸山自身が最後まで解明できなかったワクチンの制ガン作用のメカニズムが明らかになった。

ワクチンによってコラーゲンの増力を促し、ガンを取り囲むように封じ込める。 その結果、ガンは縮小し、ときには完全に消滅することもあるという。

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これは丸山ワクチンの効果を証明していない以上、「制ガン作用のメカニズム」などではない。 丸山ワクチンが効くとしたらこういうメカニズムではないかという想像にすぎない。

一方、番組で厚生労働省に問い合わせたところ、「データが集まり、審査して有効性・安全性・品質が確認されれば、承認されるでしょう」という回答が得られた。

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であれば、さっさとデータを採って申請すれば良いだけである。


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