//2005年6月28日、[癌と共に生きる会|http://www.cancer-jp.com/]の佐藤会長が亡くなられました。大腸がんを未承認薬で治療し続けながら、最後までがん医療の改革のためにご尽力されてきました。先日のがん患者大集会でも、パネリストとして車椅子で出演されていました。これまでの活動に敬意を表するとともに、故人のご冥福をお祈りします。そして、多くの有志の力が結集し、彼の意思を引き継がれて行くことを切望します。 !!!癌治療情報 がんに関する情報は総論{{fn 発症メカニズム、進行の仕方、治療法の一般論等}}だけでも多く、各論はさらにも多岐に渡ります。そして、各論にも一般論的各論{{fn 胃癌の傾向や治療法、大腸癌の傾向や治療法・・・等}}と個別論的各論{{fn 個別の患者の病状とそれに適した治療等}}があります。がんという病気や治療法の知識は、一言では語れないほど多岐に渡るものであり、単純に答えが導けません。そのうち、当サイトが扱う情報は総論と一般論的各論です。個別論的各論については、各自がインフォームドコンセントやセカンドオピニオンで確認してください。当サイトの情報は、インフォームドコンセントやセカンドオピニオンを受ける前の予備知識として活用してください。 !!!閲覧に当たって このサイトの閲覧数の多い頁は、各種療法(化学療法、免疫療法、放射線療法、健康食品)や疾病別治療法(すい臓がんの治療法、肺がんの治療法、大腸がんの治療法)です。これらをインフォームドコンセントやセカンドオピニオンを受ける前の予備知識として活用してもらうことは当サイトの目的の一つです。ただし、これらの情報は直接提示するために掲載しているのではなく、有益な情報の一例として提示しているに過ぎません。情報収集法や情報検証法を見て、各自が情報を自力で探せるようになることが大事です。なぜなら、このサイトにある情報が完璧であるはずがないからです。治療は日々進歩しています。集めきれなかった情報もあります。このサイトの情報に間違いがないとは保証できません。 このサイトで一番見てもらいたいのは医療制度の諸問題です。このようなサイトを開設しなければならないのは、がん難民が多数居るからです。言い替えれば、がん難民が存在しなければ、このようなサイトも必要ありません。このようなサイトで細々と情報提供しても、制度が変わらない限り、がん難民は増え続けます。それでは、根本的な解決にはなりません。制度を変えるためには患者が声を上げることが大事です。患者にとって良い医療制度は、お上任せではいつまで経っても実現しません。理想を現実とするためには、患者自身の活動が重要です。 !!!医療制度改革のために 医療制度の諸問題は、患者自身が声を挙げていかなければ変わりません。多くの仲間が改革のための運動を展開しています。患者にとってより良い医療が受けられる制度を確立するため、これらの仲間と共に闘いましょう。