{{category 総論}} {{outline}} !!!延命 延命治療は無意味ではありません。完治できなくても、同年齢での平均余命と同程度の延命が可能ならば、実質的に完治したのと変わりません。実際に、完治に近い延命が可能ながんもあります。 完治しても人は不死身になるわけではありません。退院した次の日に交通事故で死ぬことだってあり得ます。別の病気に罹ることもあり得ます。全く別のがんに再罹患することだってあり得ます。人間は生まれたときから死へのカウントダウンが始まっています。癌を治しても、死の運命から逃れることは出来ません。完治と言っても、所詮は、期限不定の延命に過ぎないのです。どんなに頑張っても人間は永遠には生きられないのだから、完治しないことに絶望する必要は全くありません。 重要なことは、悔いのない人生を送れるかどうかと、苦痛をどれだけ取り除けるかです。そのためには、高いQOL(生活の質)を維持しながら延命することが必要です。副作用に苦しむ延命では無意味です。高いQOLを維持した延命を図るにはテイラーメイド医療が欠かせません。 {{lastmodified}} {{category_list 総論}}